エコキュート導入する上でのメリットやデメリットを把握しよう

最終更新日 2024年11月15日 by f32f32

新しい住宅が建ち並ぶ中で、近年ではエコキュートを活用したオール電化住宅に大きな注目が集まっています。
エコキュートなどを導入してオール電化住宅で生活をするためには、その特徴やメリットとデメリットなどをしっかりと把握しておくことが求められます。

そもそもオール電化住宅とは?

そもそもオール電化住宅とはどのようなものなのかと言うと、ガスコンロやガス給湯器など電化製品に全て切り替えている住宅のことを指しています。
切り替えることによってガスを一切使用することのないものがオール電化住宅だということです。
具体例を挙げるとキッチンのコンロの場合には、ガスを使うのではなく電気で使用するIHクッキングヒーターを使うことになります。
オール電化住宅の場合には、お風呂や蛇口などからお湯を出す際には、ガスでお湯を沸かすことはありません。
深夜電力の安い時間帯にお湯を沸かしておき、日中にこの温めたお湯を使うのです。
暖房使用する時にもガスや灯油を使うことはなく、電気機器の床暖房、蓄熱ヒーターを使うことになります。

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光熱費が大きく下がる理由

一般的にこのようなオール電化住宅にすることにより光熱費が大きく下がるとも言われています。
なぜ光熱費を下げられるのかと言うと、その理由はお湯を沸かす際にガス給湯器よりもエコキュートを活用した方が効率が良いからです。
空気の熱を利用する電気給湯器に当たるため、少ない電力でお湯を沸かすことが可能です。
またお湯を溜めておくことができるのも一つの理由と言えるでしょう。
ガス給湯器の場合には、冷たい水の状態からお湯を沸かしさなければなりません。
しかし沸かしておいたお湯をためていることから、そのまま使うことが可能です。
沸かす時に確かに電気代はかかるのかもしれませんが、何度も沸き増しをする必要がないため、保温しておく電気代のみがかかることになるのです。
オール電化住宅にすることにより、ガス代の基本料金も無くなる為、これも光熱費を下げられる理由に該当するでしょう。

都市ガスやプロパンガスの料金ってどれぐらい?

都市ガスの場合には、基本料金は1000円ほどとなっています。
これに加え1m3あたり150円ほどの重量料金もかかってくるのです。
プロパンガスとなるとさらにその値段は上がり、基本料金は1500から2000円ほどです。
従量料金は1立方メートルあたり500円ほどになるところもあります。
このようなことから契約するガソリン種類や会社によっても違いますが、基本料金だけでもなんと年間で1万円以上かかってくるということです。
オール電化の場合には電気代の基本料金はかかるものの、電気代が1種類になるため、総合的に支払う金額も下がります。
電気代の時間帯別料金も用意されていることも、光熱費が下がる理由と言えるでしょう。
オール電化を復旧したいという目的から、電力会社は時間帯別に料金を設定します。
エコキュートを使う場合には、お湯を沸かして貯めることになる為、この仕組みを活用して、深夜の電気代が安い時間帯に全てを沸かしてしまうのです。

エコキュートのメリットとデメリット

安い時間帯に電気を使うことにより、光熱費を大きく下げることにも繋がります。
とはいえこのエコキュートにもメリットもあればデメリットもあるのが実情です。

光熱費が安くなる

その一つに挙げられることとしては、光熱費が安くなることが挙げられます。
電気代が安い時間帯に一日分のすべてのお湯を沸かすことになる為、何度もお湯を沸かさなくてもすみます。
また沸かしたお湯はタンクに貯めておくため、万が一災害などによって水が出なくなった場合にも、タンクの中に溜めてあるお湯や水などを非常用の水として使うことができます。
停電になってしまったとしても、水であれば取り出すことができるため、万が一の備えにも活用することが可能です。

扱うメーカーも多く商品が豊富に揃っている

エスコシステムズなど、扱うメーカーも多く商品が豊富に揃っていることもメリットと言えるでしょう。
自分の家庭に合った商品を選ぶことができます。
また火を使うこともないため火災のリスクも下げられることも大きなメリットです。

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すぐにお湯が出せない

反対にデメリットとしてあげられることは、お湯を沸かしていない状態で使った場合には、すぐにお湯が出せないことが挙げられます。
一気にお湯を沸かして貯めておくことから、わかしていなければ一から沸かさなければなりません。
基本的には初期設定で沸かす時間帯を設定することで、毎日沸いた状態を保つことができるでしょう。
とはいえ長く家を空けることになった場合には、沸かすことを停止するケースもあります。
このような場合には帰宅してすぐにお風呂に入りたい、湯を使いたいという状態でも、なかなか使えないため注意が必要です。
そして湯を使いすぎた場合には、途中でお湯切れになる可能性もあるでしょう。
タンクの中の水がなくなるわけではありませんが、お湯がなくなってしまうのでタンクの中には冷たい水が満たされてしまうのです。
お湯切れをしてから湯をわかすとかなり時間がかかるため、湯量をしっかりと把握しておくことが何よりも重要です。

まとめ

このようにメリットもあればデメリットもあるため導電導入の際にはしっかりと確認してからにしましょう。