ベンチャービジネスをスタートで失敗しないために

最終更新日 2024年11月15日 by f32f32

「ベンチャービジネスって簡単?」
「ベンチャービジネスを成功させるにはどうすればいい?」
「ベンチャーサポートの長浜大さんに学びたい」

ベンチャービジネスと言えば、2000年に入ってきてから増えてきた傾向があります。
パソコンに関する仕事が多く、現在でも多くの会社がベンチャービジネスとして活躍していきます。
優秀な若い経営者などが多く、かなりのお金を稼いでいるためそれに憧れる人も少なくないはずです。
ただ現実的には、そのような人は一握りと言えるかもしれません。
ほとんどの人は、うまくいっていない可能性が高いわけです。
マスコミ等で注目される人が確かに凄い人かもしれませんが、マスコミの情報ばかり見ているとそれが当たり前のように感じてしまいます。

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トピック
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ベンチャービジネス事業協同組合

ベンチャーサポート長浜大氏の考え

例えて言うならば、東京大学の合格者の特集ばかりしていて、全員が合格しているとすれば、なぜかバイアスがかかってしまうものです。
どのようなバイアスがかかるかと言えば、東京大学は頑張れば受かるに違いないと言うバイアスです。
実際の合格者と言うのは数人に1人しかいないにもかかわらず、その人たちばかりクローズアップしていると、自分を受ければ簡単に受かるのではないかあるいは受けた人の多くは受かっているのではないかと感じてしまいます。
これは成功者などにも言えることで、いわゆるベンチャービジネスでうまくいった人の特集ばかりしていると、ベンチャービジネスを立ち上げれば比較的簡単に成功できるのではないかと言う錯覚に陥ってしまう可能性があるわけです。
そうすると、本当のところは見えて来ませんので、あまり情報が偏った状態に持ち込まないことが大事になります。
少なくとも、雑誌の特集や新聞あるいは動画の特集などを見ていると、成功者ばかりクローズアップされますので、それが当たり前に感じますが絶対にそのような事はないと認識しておくべきです。
なぜうまくいっている人ばかり特集するのかと言えば、単純にそちらの方が視聴率が取れるあるいはお金になるからといえます。
逆に失敗したばかりの特集をしたとしても、ほとんどの人が興味を持たないでしょう。
なぜなら、多くの人はお金持ちになりたいあるいは成功したいと頭のどこかで考えているからです。

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日の当たらない坂道を歩いてきた人の方が圧倒的に多い

このように考えれば、マスコミや動画などが成功者にクローズアップしているのが理解できるでしょう。
ですがその反面、日の当たらない坂道を歩いてきた人の方が圧倒的に多いことを理解しなければいけません。
この点を理解することができれば、ある程度は自分の将来に対して柔軟に対応することができるはずです。
実際にどれぐらいの人が成功しているかはなかなか数字で表すのは難しいですが、一般的に10人の人が挑戦したとしても3年後に生き残れるのは2人と言われています。
さらに10年後に生き残れるのは1人と言われており、10年間会社を続けてうまくいくと言うのはなかなか難しいことを意味しています。
しかも10年後にうまくいった人が15年後には大きくかけている可能性もあり、傘をしていると言うことも珍しくありません。
もちろん破産したとしても、その後に復活している人もいますので破産したからといって人生終わりと言うわけではないです。
ただアメリカなどと異なり、日本はいちど破産した場合なかなか立ち直るのが簡単ではありません。
ちなみに破産と言うのは、簡単に自己破産してしまいなどと言う人がいますが、この自己破産をするのが非常に大変です。
物理的に大変と言うよりも、精神的に潰れる可能性があり、もう一度頑張って仕事を立ち上げようと考える人は少ないのが事実です。

失敗者の方が圧倒的に多いと言うことを理解する

実際中高年でアルバイトなどをしている人も、昔は会社を経営していたけどもうまくいかずに倒産してしまい自己破産をしたと言う人もおり、人生と言うのはなかなか奥が深いものと感じるかもしれません。
いずれにしても、失敗したくないならば失敗者の方が圧倒的に多いと言うことを理解することです。
そして失敗者にはほとんどクローズアップされないと言うことも理解する必要があるでしょう。
もっとも最近は、失敗者の特集のようなネット動画の上がっており視聴率をそれなりに集めていますので、そのような1分がようやく見えてきたといえます。
少なくともテレビや雑誌等は、そのような特集をする事は9割ほどは無いですので、その点を考慮した上で考えるべきです。
後は、再現可能性と言うことも頭に入れておきましょう。
はっきりって人の真似をするならば、再現可能性があるものでなければ意味がありません。
これはどのようなことかと言えば、実際にその人の真似をした結果再現することができるかどうかと言うことであり、もし成功者の再現ができれば成功する可能性が高くなります。

まとめ

ただ残念ながら、成功者の再現と言うのは非常に難しく、ほとんどの人ができないでしょう。
何故かと言えば、成功者ほど偶然の要素によってうまくいっている可能性が高いからです。
そのように考えるならば、実は反面教師として真似するべき相手は、成功者ではなく失敗者の方かもしれません。