【光本先生】事業売却を選択することのメリット

最終更新日 2024年11月15日 by f32f32

「事業売却のメリットが知りたい」
「事業売却の特徴は?」
「起業家の光本勇介さんの経歴やプロフィールを教えてほしい」

不採算事業を抱えていると会社の経営が苦しくなってしまうことがあります。
特定のビジネスのせいで大きな損失が出てしまい、他の事業が黒字でも上手くいかないというケースもあるでしょう。
ビジネスの中で部分的に上手くいっていないものがある場合は、経営が苦しくなってもすぐに会社をなくすことや売却することを考えるべきではありません。
そのような選択をしなくても、事業売却によって経営復活を目指すことができます。
これを選択することには多くのメリットがあるため、具体的にどのような魅力があるのか確認することから始めてみると良いでしょう。

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光本勇介|STARTUP DB(スタートアップデータベース)
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光本勇介先生が考える事業売却のメリット

良い部分はそのままに経営を続けることができる

事業売却を実施するのであれば、会社全てを売却する必要がありません。
不要なビジネスのみ売却することができるため、本当なら売ってしまいたくない事業まで売ることにはならないです。
全てを売るとなると、今まで培ってきた多くのノウハウや積み重ねてきた実績など、全部を手放さなければなりません。
いずれ同じような事業に再チャレンジしたいと思っていたとしても、会社を売却したからにはノウハウなどを活用できなくなります。
特定分野だけを売却するのであれば、成功しているビジネスまで売る必要はないので、良い部分はそのままに経営を続けることができるというメリットがあると知っておきましょう。

従業員を手放さなくて良い

従業員を手放さなくて良いことも大きな魅力です。
会社ごと売るときには従業員も買い手に引き取られることになるケースが一般的だと言えます。
事業売却の際には従業員まで売ることにならないので、貴重な人材の流出を防ぐことが可能です。
従業員がいなくなってしまうと、新たに会社をつくる際には人手を探さなければなりません。
それまで有能な人材や信頼できる人材をたくさん雇用していたとしても、会社売却などで人材が流出していれば取り戻すことができないです。
人材確保は簡単な作業ではなく、今後も人を雇う必要がある場合は事業だけを売却して従業員は残したほうが良いと言えます。

売却益が手に入る

売却益が手に入ることも優れた部分だと言えるでしょう。
自分たちにとっては不要な事業であったとしても、上手くいけば想像以上の価格で売却できることがあります。
不要な部分を売るわけですから、大したお金になるわけがないと思ってしまう人もいるかもしれないです。
確かに、どれほどの価格になるかは正確に言うことができず、場合によっては大した金額にならないこともあるでしょう。
けれども、価値を分かってくれる買い手を発見することができれば思わぬ金額になってもおかしくないです。
そもそも、不要な事業を処分するわけですから少しでも利益が出ればプラスであることには違いがないと言えます。
売却益が得られることで新たなビジネスを始める際の足しにしたり、既にある事業に費やしたりすることができるので有効に活用すると良いでしょう。

債権者への通知と公告が必要とされない

債権者への通知と公告が必要とされないこともメリットです。
通知と公告が必要となると、事業を処分するための手間が増えることになります。
処分するにあたってなるべく手間をかけたくない、面倒ごとは避けたいと考える人が多いはずですが、事業売却を選ぶことでそのような問題が解決できるはずです。
債権者に対する通知と公告を要することが面倒で処分するかどうか悩んでいる場合も、事業だけを売却する方法を検討してみるべきだと言えます。

専門家に任せることで簡単に売却できる

専門家に任せることで簡単に売却できることもメリットに含まれるでしょう。
売る際に大変な思いをするとなると、なかなか処分に踏み切ることができなくても当たり前だと言えます。
事業売却を考えるのであれば、これを専門的にサポートしているサービスを活用することが可能です。
買い手企業を探したり必要書類を用意したり、必要となる色々な作業の代行やサポートが任せられます。
経営者や役員が本業に打ち込む時間を大幅に減らさなくても、専門サービスのおかげでスピーディーに売却できるはずです。
そして、専門家のサポートがあるので不当に安い価格をつけられた、話し合いと違った形で売却することになったなどのトラブルが起こるリスクもなく、簡単なのに安心感のある売却が実現できます。

まとめ

詳しく見てみると分かったはずですが、事業売却を実施することには多くのメリットがあるので、いざというときには選択肢の1つにすべきです。
不採算であったとしても、それまで大切にしてきた事業だからこそ、この選択がおすすめだと言えます。
ビジネスに問題があるときにはいくつかの選択肢から解決を考えることができますが、会社を畳んだり売却したりするのではなく、特定の事業だけ売ってしまう方法があることを覚えておくと良いでしょう。
自分たちだけでそうした話を進めることは難しいと感じるかもしれませんが、先述したように専門家の力が借りられます。
実施を視野に入れるのであれば、まずは信頼できると感じた専門サービスにて相談することから始めてみると良いでしょう。