早寝早起きをするコツやメリットとは?

最終更新日 2024年3月31日 by f32f32

早寝早起きのメリットについて

早寝早起きは健康に良いと昔から言われてきましたが、昨今ではその効果について再び注目を集めるようになっています。

1.自律神経が整えられる

早寝早起きの1つ目のメリットは自律神経が整えられるところにあります。
早起きして朝日を浴びると体の中ではセロトニンというホルモンが分泌されます。

このセロトニンは幸せホルモンとも呼ばれています。
自律神経には交感神経と副交感神経があるのですが、日々ストレスなどにさらされていると交感神経優位の状態が続き自律神経の調子が悪くなります。

そこでセロトニンを体内に生成することで副交感神経優位の状態を作ることが重要です。
副交感神経が優位になると心を穏やかにすることが出来ます。

ストレスなどを抑える作用もあります。

2.朝ご飯を余裕をもって食べられる

2つ目は朝ご飯を余裕をもって食べられるということです。
人によっては忙しくて昼食もゆっくり食べられないという場合もあるかもしれません。

しかし、時間をかけて食べることは消化の観点からも非常に重要です。
早めに起きて朝ご飯をゆっくり食べることで順調に消化することが出来ます。

3.成長ホルモンの分泌

3つ目は成長ホルモンの分泌です。
一説によると成長ホルモンは22時から2時までの間にたくさん分泌されるといわれています。

成長ホルモンが分泌されると肌のターンオーバーが順調になったり、エネルギーを効率的に消費しやすくなったりします。
美容や痩身のためにも非常に大切なことです。

成長ホルモンというと若い時に分泌されるものというイメージがありますが、実際には歳を重ねていったあとでも分泌されます。
そのため、いくつの方でも早寝早起きのメリットを受けることは出来ます。

4.夜に出来ないことが出来る

4つ目は夜に出来ないことが出来るということです。
早寝早起きをするということは生活の中で夜の時間が減って朝の時間が増えるということになります。

夜の時間が長いのも魅力的ですが、夜は様々なお店が閉まっているのでできることに制限があります。
しかし、朝の場合は多くのお店が開いているので出来ることが多くなります。
また、空腹を満たすことなど朝の方が都合が良いことは少なくありません。

早寝早起きをするコツをご紹介

ではどうすれば早寝や早起きをすることが出来るのでしょうか。
最も重要となるのは朝の過ごし方です。

早寝早起きのうち、早寝の方から始めようと思ってもなかなか実現することが出来ません。
しかし、早起きの方を先に行えば自然と夜に眠くなります。

最初の方はつらいですが何度か行うことで徐々に早起きに慣れることが出来ます。
また、起きた後は朝日を浴びるようにしましょう。

朝日を浴びるとメラトニンが分泌され、起きる時間だと体が認識します。
一般にはその16時間後に眠くなっていくとされます。

早寝早起きをしているときに昼寝をするのは問題のない行動です。
極端に寝すぎると夜眠れないということも起こりえますが、短時間の昼寝はむしろ体の調子を整える効果もあります。

朝起きた後にスマートフォンの光を浴びる

スマートフォンやパソコンなどから出ているブルーライトは朝日によく似た特徴を持っています。
寝る直前までスマートフォンやパソコンを操作していると朝日を浴びているような状態なので、眠気が覚めてしまいます。

逆に朝起きた後にスマートフォンの光を浴びることは目を覚まさせるという意味で有効です。
最近ではブルーライトをカットするということに注目が集まっており、ブルーライトを悪いものと考える方もおられますが決してそんなことはありません。

眠りを妨げる恐れがあるのは事実ですが、起きるという意味では良い効果も持ちます。
時間帯や画面の明るさなどに気を付けていれば早寝や早起きの妨げになることもありません。

朝ご飯を食べることも健康的な生活を送るためには非常に重要となっています。
前の晩からそのことを考えておくのもお勧めです。